妊娠の検査準備

初めての妊娠だと不安なものです。産婦人科に妊娠の検査に行くといろいろなことを聞かれますので
頭を整理して準備しておきましょう。
・最後の月経開始日と終了日(月経が順調かも)
・つわりの症状があるかどうか。(だるい、むかつき、嘔吐など)
・妊娠・出産の経験(流産・人工中絶の経験の有無も)
・自分の過去の病歴(手術、伝染病など)
・アレルギーがあるかどうか。(薬、卵など)
・パートナーと自分の両親に遺伝病がないかどうか。
妊娠の検査は、問診に続き、尿検査、内診、超音波検査があります。
簡易検査では、分からないことがこの検査で判断できます。
基礎体温が高かったり、月経が遅れたり、つわりの症状が自覚できる時は、
妊娠初期の可能性がありますので、産婦人科で診察を受けましょう。

妊娠初期の出血

妊娠初期の出血は、少しなら問題がないものが多いですが、治療を要する場合もあります。
腹痛を伴う出血の時は、特に用心して下さい。
腹痛があって出血がある時は、以下の可能性があります。
・子宮外妊娠
超音波検査で胎嚢を確認しますが、子宮内に見えない場合です。 子宮外妊娠で最も多いのは卵管に妊娠しているケースです。 この時は、出血と妊娠箇所で痛みが生じます。
・流産
進行流産:胎嚢が外に出されようとしている状態で強い痛みがあります。 完全流産・不全流産:胎嚢が外に出てしまった状態です。
・切迫流産
妊娠初期に進行流産ほど状態が進行していない場合です。 切迫流産は、あまり問題がないものと入院の必要があるものがあります。
・胞状奇胎
子宮の中に小さな袋が無数にできた状態です。つわりがひどくなります。
妊娠初期に腰痛を伴って出血している場合は、本当に要注意です。 すぐに産婦人科で診察を受けましょう。

妊娠初期の注意

妊娠初期は、精神的にも不安になりがちですが、落ち着いて前向きに行きましょう。
妊娠初期は、妊娠15週目位までを指しますが、6週目あたりからつわりがある人もいます。
産婦人科以外の病院にいった時は、必ず妊娠初期であることを伝えましょう。
処方された薬が胎児に影響を与える可能性があるからです。
出血・腹痛があるときは、すぐに産婦人科に診察に行きましょう。
妊娠初期は流産の可能性が高い時期ですので、特に注意が必要です。
飲酒は控えましょう。アルコールは胎児に悪影響を及ぼすとされています。
胎児の発育に影響がでたり、低体重児や早産の傾向があります。
たばこも控えましょう。たばこを吸わない妊婦さんと比べると自然流産の発生が2倍近いと報告されています。
妊娠したら、妊娠初期に禁酒と禁煙を心がけてください。

Copyright © 2008 妊娠初期について